関数
ここでは、関数の使い方を学んでいきます。
関数
としたときの、 を求めてみましょう。
一応できましたが、このようにつくると関数値を求めるときに毎回 の定義を見て書かなければなりません。今回のように、単純な関数では良いですがもっと複雑な関数では大変です。ここで、関数が活躍します。
関数を用いると、次のように簡単にプログラムを書くことができます。
関数は、次のようにして定義することができます。引数は「ひきすう」と読みます。
def 関数名(引数):
return 戻り値
関数を使用するときは、次のようにするだけです。
関数名(任意の引数)
注意
プログラムにおける関数は、数学における関数よりも多くのことができます。 例えば、数学では戻り値は必要ですが、プログラムにおける関数には戻り値は必ずしも必要ありません。そのため、次のようなプログラムをつくることができます。
このようにプログラムにおいては、一連の処理を実行するときに関数を使うことができます。もちろん、引数を与えると引数に応じた処理をすることができます。
注記
戻り値を使うと、次のようにも表現できます。
練習問題 1
万有引力を求める関数を作って実際に計算してみましょう。
、、、 とします。
練習問題 2
私の名前は、東大太郎です。中国語選択です。
のように自分の名前と第2外国語を紹介する関数を作ってみましょう。
ヒント
name
と language
を引数にとる introduce_self
関数を作ってみると、良いでしょう。